3−1−1 調査位置

本調査は、宮城県仙台市宮城野区岩切から名取市小塚原に至る、北−南方向の重合測線長14km(地表展開長15.275km)、総チャンネル数612の測線を設定し、バイブロサイス反射法地震探査(P波反射法)及び屈折法地震探査を実施するものである。測量作業を除く現地調査は、平成14年12月10日〜23日に実施した。なお屈折法地震探査は、12月17日の夜間から翌朝のノイズの少ない時間帯に行った。図3−1−1に20万分の1の地勢図に受振測線及び屈折法の発震点位置4点を加筆したものを示す。測線の概況については後述の3.2項(1)節に記す。