5−3−1 微動波形

最初に、観測データのサンプリングレートを100Hzからそれぞれ、20Hz(小アレーの場合。一部のアレー地点では10Hz)、10Hz(中アレーの場合。一部のアレー地点では4Hzまたは5Hz)または5Hz(大アレーの場合。一部のアレー地点では2Hz)に変更し、データサイズの軽減を図った。リサンプリング後、非定常ノイズの除去やバンドパスフィルタリングなど、パワースペクトルの一致性を向上させるための補正処理を必要に応じて施した。

微動波形例として、アレー地点K5(小アレー;半径50m,100m)におけるリサンプリングおよび補正処理を施した後の微動波形を図5−3−1に示す。他地点のアレー等(K5の中アレーおよび大アレー、K4およびK6〜K10の全アレー)の微動波形(リサンプリング済みおよび補正処理済み)については、別添の資料集に一括掲載してある。