観測点の設定に際しては、既存資料により推定されている地下構造の傾向(釜無川および笛吹川の合流地点付近を底辺として、北東→南西の向きに地震基盤深度が深くなること)を把握できるように、また、アレーの展開地域(以後、「アレー地点」)ができる限り調査地域に一様に分布するよう考慮した。
アレー位置案内図(縮尺1/100,000)を図5−2−1に示す。本図には、前年度調査で実施した3ヶ所のアレー(K1、K2およびK3)の位置も併せて表示した。
図5−2−1 アレー位置案内図(前年度実施分のアレー3ヶ所を併記した)