3−1−1 調査位置

本調査は、山梨県甲府市から東八代郡中道町に至る北−南方向の展開長13.0km,総チャンネル数521の測線を設定し、反射法地震探査(バイブロサイス震源:P波反射法)および屈折法地震探査を実施するものである。測量作業を除く現地調査は、平成15年9月26日〜10月9日に実施した。なお測線北端から2kmの区間(甲府市中心部)の反射法地震探査および屈折法地震探査については、10月2日,3日の夜間19:00から翌朝3:00にかけて行った。図3−1には5万分の1の地形図に受振測線、発震点位置および屈折法の発震点位置3点を重ね書きしたものを示す。測線の概況については後述の3.2.1節を参照のこと。