(2)本観測仕様

本観測に先だって以下の項目のパラメータテストを実施した。

@バイブレータスイープ周波数テスト: 8−40Hz,8−50Hz,8−60Hz,8−70Hz

Stack 15回、バイブレータ3台、固定発振

Aスタック回数テスト: 5,10,15,20,30回

周波数8−50Hz(@で決定した周波数)、バイブレータ3台、固定発振

Bエネルギーテスト:周波数8−50Hz、Stack 15回、バイブレータ3台、固定発振

資料4に各テストの発震記録を示す。これらのテスト結果に基づいて、反射法地震探査における測定仕様を以下の様に決定した。

<発震系>

震源(バイブレータ) Y−2400  3台(標準)

発震点間隔 100 m(標準)

バイブレータ移動量 1.4 m(標準)

スイープ回数/VP 15〜30 回

スイープ長 16 sec

スイープ周波数 8〜50 Hz(リニア)

位相制御方式 Ground Force Phase Lock

ドライブレベル 90 %(標準)

<受振系>

受振点間隔 25 m

受振器 SM−7(f0=10Hz)

受振器数/受振点 9 個(3 series×3 parallel)

受振器配列 1.4 m × 9 個(直線配列)

<記録系>

探鉱機型式 G DAPS−4ディジタルテレメトリ

チャンネル数 240 チャンネル

展開法 split−spread(振り分け展開)

録音記録長 8 sec

(垂直重合、クロスコリレーション後)

サンプリング間隔 4 msec

フィルター  Low Cut OUT

High Cut OUT

ノッチフィルター OUT

プリアンプゲイン 24 dB