図3−2に反射法調査の概念図を示した。反射法の結果は、共通反射点の反射波振幅を、測線に沿って一定間隔に並べて表示される(反射断面図)。このことにより、地下の地層境界面の形状が反射波の並びとして表現され、地下地質構造形態が解る。
また、反射波の振幅は、地層境界面での速度コントラストが大きいほど大きくなるので、反射断面図上の反射面の振幅から、地層の性質についてもある程度推定できる。