・ 余震の北限周辺での余震分布は、南側とは異なり平面的に幅を持ち、南側よりも浅い深度(2km〜7km程度)に分布する。その分布域は、余震域での反射イベントが卓越するゾーンにほぼ一致する(図4−4−4)。
・ この反射イベントが卓越するゾーンでは、反射波の振幅が強く(図4−4−5)、反射波の強度と余震分布との相関性を示唆している可能性がある(図−13(2))
・ 広角反射法の記録断面と余震分布との対比から深部反射波−B(深度14km前後)周辺にほとんど余震が分布していない。