@ 速度構造の初期モデル(地層境界面の数、深度及び速度など)を構築する。
A 速度構造モデルに基づいた屈折波の波線を求め、理論走時を計算する。
B 理論走時と実際の観測走時を比較して、速度構造モデルを更新する。
C 再度、更新モデルを用いて屈折波の理論走時を計算し、観測値と比較する。
D A〜Cを繰り返し、理論走時と観測値の差が最小となるような速度構造モデルを求める。
データ解析は、弓ヶ浜半島部と余震域に分けて、それぞれ表層部を含め、4層構造を仮定して、速度構造モデルを作成した。観測走時と理論走時との比較において、6.0km/secの速度を用いたReduction表示も追加した。図2−2−3と図2−2−4−1、図2−2−4−2、図2−2−4−3、図2−2−4−4には弓ヶ浜半島部での解析結果(速度構造モデル及び観測走時/理論走時の比較)を、図2−2−5と図2−2−6−1、図2−2−6−2、図2−2−6−3、図2−2−6−4、図2−2−6−5、図2−2−6−6、図2−2−6−7、図2−2−6−8には、余震域での解析結果
を示す。