1−7 平成14年度調査結果の概要
平成14年度は、平成13年度に実施した現地調査(反射法及び屈折法・広角反射法地震探査)のデータ処理・解析を実施して、弓ヶ浜半島(異常震度域)の深度約3kmまでの地下構造並びに余震域での深度約55kmまでの深部地下構造(反射面の形状)、並びにこれらの地域の速度構造に関する情報を得た。更に、今年度は、MT法探査を実施して調査地域の深度約30kmまでの比抵抗構造を得た。これらの結果と既存資料(ボーリング柱状図や余震分布)との対比により、総合解析を実施した。図1−1と図1−2に、それぞれ調査位置図と調査地域の地質図を示す。