(2)余震域

・ 中海から西伯町中央部に、強振幅で明瞭な深部反射波が見られる。深度にして13km〜18km(往復走時で5秒〜7秒)の区間に存在する。

・ 余震域北部では、地表付近から深度6km(往復走時で約2.5秒まで)の区間において強振幅の反射イベント群が存在する。

・ 深度6km〜12kmの区間では、全般的に反射波の振幅が弱い。

・ 表層基底速度は、3000m/sec(中海付近)から4500m/sec(測線南部)を示し、南方向に増加する傾向を示す。