(7)川崎市川崎区における調査

神奈川県川崎市川崎区では,川崎市によるK2観測点(K02)と東京工業大学によるKWS観測点(U02)で調査が行われている。これらを対象比較したものを図3−2−2−4下図に示す。(K02)は7層モデル,(U02)は4層モデルである。基盤深度の対応は非常に良い。基盤S波速度の対応も比較的よいが(U02)は,基盤速度を固定して解析している。中間層に関しては層分割が異なるために直接の対比が難しい。S波速度で対応させると(U02)の第2層基底が,(K02)の第3層基底または第4層基底に対応するものと推察される。 表8参照