(1)観測手順

本調査の観測手順を,フローチャート化して図2−2−2に示す。観測は,観測スケジュールをあらかじめパーソナルコンピュータにより各記録器に対して設定しておき,自動観測により7台の観測機器が同時に動作するように設定した。これは,各地震計設置位置間隔が大きいために,各地震計を有線で結んで同時測定することが困難なこと。そのため,各地震計ごとに記録器を配置する独立観測システムとし,それらの同期をGPS(Global Positioning System)による時刻校正で行なうためである。