屈折法地震探査は、P波反射法地震探査と同じ受振測線で実施した。
発震点は、測線の両端付近および中間の3ヶ所である。
調査に先立って決定した屈折法の発震点は以下の3点である。
震源として大型のバイブロサイス車4台(図2−2−4 (a)参照)を用い、反射法の全受振器である1116チャネルの展開を用いてGDAPS−4A型探鉱機でデータを取得した(図2−2−3 参照)。
本調査の測定仕様はつぎのとおりである。仕様一覧は表2−2−1 にも示した。
[P波屈折法地震探査]
<発震系>
震源: バイブロサイス車 4台
スイープ周波数: 6〜40 Hz
スイープ数/発震点: 125回(各発震点とも)
発震点数: 3点
<受振系>
受振器: SM−7(10 Hz)
受振器個数/受振点: 9個
受振点間隔: 25 m
総受振点数: 1116点
受振器総展開長: 27.9 km
<記録系>
探鉱機: GDAPS−4A 一式
サンプル間隔: 4 ミリ秒/GDAPS−4A
記録長: 16秒
チャネル数: 1116チャンネル
展開: 固定展開