各地震観測点に対する解析結果を,図4−7−9、図4−7−10、図4−7−11、図4−7−12、図4−7−13、図4−7−14、図4−7−15、図4−7−16、図4−7−17、図4−7−18、図4−7−19、図4−7−20に一括して示す。各図には,伝達関数(Transfer Function)の計算に用いたS波速度構造モデル,入力波・合成波・観測波の波形比較,各波形の初動付近から8秒間のフーリエ振幅スペクトルの比較,地盤モデルから求めた理論伝達関数と波形データから求めたフーリエ振幅スペクトル比(=観測波/入力波)の比較を,それぞれ示す。波形の表示時刻については平成15年度と同じく,SH波初動から最初の位相の振幅ピークで揃えて表示してある。
入力波・合成波・観測波のいずれにも,通過帯域0.1〜1.0Hzのバンドパスフィルタリングを施してある。
各図に示したように,一部の地震観測点を除いて,物性値モデルによる観測データ(波形及び伝達関数)の再現性は極めて良好である。このことは,使用した物性値モデルの有効性を示すと同時に,「SH相当波が各地震観測点の鉛直下方から入射する」という本解析の前提条件が成り立っていることをも示している。
図4−7−9 1次元地震動解析結果(札幌市震度計No.1/微動アレーNo.16)
図4−7−10 1次元地震動解析結果(札幌市震度計No.2/微動アレーNo.14)
図4−7−11 1次元地震動解析結果(札幌市震度計No.3/微動アレーNo.26)
図4−7−12 1次元地震動解析結果(札幌市震度計No.4/微動アレーNo.23)
図4−7−13 1次元地震動解析結果(札幌市震度計No.5/微動アレーNo.3)
図4−7−14 1次元地震動解析結果(札幌市震度計No.6/微動アレーNo.8)
図4−7−15 1次元地震動解析結果(札幌市震度計No.7/微動アレーNo.20)
図4−7−16 1次元地震動解析結果(札幌市震度計No.8/微動アレーNo.15)
図4−7−17 1次元地震動解析結果(札幌市震度計No.9/微動アレーNo.17)
図4−7−18 1次元地震動解析結果(札幌市震度計No.10/微動アレーNo.4)
図4−7−19 1次元地震動解析結果(札幌市震度計No.11/微動アレーNo.6)
図4−7−20 1次元地震動解析結果(K−NET HKD180地点/微動アレーNo.6)