4−2−1 解析の概要
平成15年度では,地震基盤深度データが疎な地域の地震基盤深度の分布状況を推定することを主たる目的として,反射法地震探査・微動アレー探査・既存ボーリングなどにおいて確認あるいは推定された地震基盤深度(定山渓層群)をコントロールデータとして,既存重力データ(ブーゲー重力異常)の解析を行った。平成16年度では,反射法地震探査による地震基盤深度データが追加され,またそれに伴って微動アレー探査結果の見直しを実施したことにより,微動アレー探査による地震基盤深度も変更になった地点もでてきたことから,既存重力データ解析結果の見直し(再解析)を行った。