調査範囲は,地震動増幅効果が認められる堆積層が比較的厚く分布すると想定され,かつ人口が密集している地域を主体に設定した。札幌市の中心部を含み,北は発寒川,石狩川,東は豊平川,野幌丘陵,南は月寒丘陵北麓,西は札幌市南西部の山地山麓によってほぼ囲まれる約20km×25kmの範囲となる。