4−5 まとめ

・発震点VP−1及びVP−4の走時曲線の内,基盤を伝播してきたP波屈折波の走時と判断した区間の見掛け速度を用いて,傾斜2層構造と仮定した試算から,基盤のP波速度として5500m/s前後の値を得た。

・反射法地震探査結果に基づいて設定したモデルに対してレイトレーシング解析を行った結果,理論走時は観測走時をほぼ満足し,反射法地震探査結果の妥当性が確認できた。