3−3 測量作業(屈折法地震探査の測量作業も含む)

測量作業は,平成15年10月19日〜平成15年10月30日の期間に実施した。なお,測量結果は巻末資料集に収めた。

ア 測量実績

・測線長     : 12km+発震点・独立観測点

・受振点数    : 561点(受振ライン507点,独立観測点54点)

・発震点数      : 133点 (反射法158点 屈折法5点)

・RTK−GPS測量    : 2.275km

・多角測量      : 12.9km

イ 測量方法

(ア) 測線測量

測線上に25m間隔を標準として測点(受振点・発震点)の位置を木杭又はチョークによるマーキングで表示した。独立観測点では50m間隔を標準として木杭で表示した。

(イ) 多角測量

RIK−GPS観測の放射法によって,国家三角点などを与点として実作業路線沿いに受振点の多角測量を行い,多角点を設置した。

(ウ) 細部測量

国家三角点などを与点とするRIK−GPS観測の放射法,または多角点を与点とするトータルステーション観測を行い,受振点と発震点の平面直角座標と標高を求めた。

(エ) 使用した国家三角点及び国家水準点

一等三角点       :札幌北端(5万分の1地形図;札幌)

四等三角点       :四線(5万分の1地形図;札幌)

自社水準点       :石狩02−2(5万分の1地形図;札幌)

(オ) 測定諸元

準拠楕円体       :GRS80楕円体

長半径         :6,377,137m

扁平率         :1/298.257222101

投影法         :TM図法

座標系         :12系

座標原点 緯度     :44°00′00″ N

座標原点 経度     :142°15′00″E

縮尺係数        :0.9999

北方加数        :0.0m

東方加数        :0.0m

(カ) 主要器材

     ・トータルステーション :TOPCON GPT6003C

     ・オートレベル     :TOPCON AT−G3

     ・GPS受信機     :トリンブル4000SSE及び5700