7−5−6 3次元地下構造モデルの作成

・反射解釈断面図と反射測線近傍での微動アレー探査結果とを比較・検討した結果,微動結果も反射法結果と同じように,同じ地層でも深いところほど大きなS波速度を示すという考え方で解釈すると,比較的反射解釈断面と合うように層区分ができた。

・反射測線近傍におけるS波速度構造断面で行った層区分の方法を,測線から離れた微動観測点にも適用して,既存ボーリングデータも参照しながら層区分を行い,3次元地下構造モデル(第2次)の基本データを得た。

・3次元地下構造モデル(第2次)は,微動データ,反射データ及び既存ボーリングデータから作成した。その結果を,第四系(材木沢層)基底,当別層(西野層)基底及び基盤上面の等深度線図として示し,さらに当別層(西野層)基底及び基盤の鳥瞰図として示した。