現地調査としては,反射法・屈折法地震探査及び微動アレー探査を計画している。
反射法・屈折法地震探査は,平成15年度は一般道路上で行うことになる。測線案を示したが,交通車両による測定データへの影響や,逆に起震車による振動・騒音が民家などに与える影響などの問題が予想されるので,現地踏査によっては位置が変更になることもある。屈折法探査では,周辺に影響を与えないような発破地点を確保することが難しく,計画には入れていない。
微動アレー探査についても,踏査によっては位置が変更になることもある。場所によってはアレー半径を小さく取るなど,測定仕様を考慮しなければならないこともあり得る。
総合解析では,3カ年の調査結果を総合して,3次元地下構造モデルの最終版を作成する。