(3)東西断面3(No.4−No.7−No.8−No.9−No.25)

第四系は,No.4〜No.9では,厚さ300m程度以下で分布するが,豊平川右岸側で重力が低異常を示す区域に近いNo.25では,900m程度と厚くなる。

当別層(西野層)は,No.4からNo.7にかけて,その厚さが300mから700mへと増加する。No.7からNo.9にかけての厚さの変化はさほど大きくはないが,第四系と同じように,No.25では層厚が1300m程度と急増し,基底深度も2200mと深くなる。

望来層,盤の沢層〜厚田層,奔須部都層は,厚さ1400mから2500m程度の範囲内で変化し,全体的には東に向かうにつれて深く分布する。

それにともなって基盤上面も,東に向かうにつれて深度1900mから3600m程度へと深くなる。