(2)東西断面2(No.3−No.5−No.23−No.28−No.10)

第四系は,No.3〜No.28では厚さ300m程度以下で分布するが,豊平川右岸側で重力が低異常を示す区域に近いNo.10では,700m程度と厚くなる。

当別層(西野層)は,No.3からNo.23にかけて,その厚さが100mから1200m程度へと急増するが,No.23からNo.10にかけては厚さの変化はさほど大きくはない。

望来層,盤の沢層〜厚田層,奔須部都層は,No.3からNo.23にかけて,その厚さが2000mから800m程度へと減少するが,No.23からNo.10にかけての厚さの変化は,さほど大きくはない。

基盤上面は,東に向かうにつれて,深度2200mから3100m程度へと徐々に深くなる。