4−5−1 反射断面図の地質解釈

図4−5−1に解釈断面図を示す。特徴的なことは,CDP500〜600を中心とする範囲に,背斜構造を示す反射面の盛り上がりが現れており,そこから北(東)に向かって沈み込んでいくいくつかの明瞭な反射面が認められることである。

反射面の連続性,反射強度,反射パターン,速度解析から得られたP波速度(断面図に記入),測線近傍の既存ボーリングデータなどに基づいて,地層境界に対比されると考えられる反射面を抽出した。

以下に,解釈した地層の分布状況及び地質構造について述べる。