(5)盤の沢層,厚田層,奔須部都層
望来層あるいは西野層の基底と基盤上面の間を,この地域の地質層序にしたがって,盤の沢層,厚田層及び奔須部都層と解釈した。CDP350〜CDP800付近の範囲では,当別層や望来層と同じように堆積層特有の縞状の反射パターンがみられるが,CDP800付近から南側(西側)では,北側(東側)とは異なった反射パターンとなり,ここについても当別層と西野層と同じような関係で異なる岩相を有する地層に移り変わっていくと推定される。この付近には,頁岩を主要構成岩相とする砥山層が分布すると推定される。