(4)測線中央部での発震(VP−353/受振区間 Loc.74−393)

図4−4−1−4

地表から往復走時で2秒までの区間にいくつか明瞭な反射波が見られる。特に,発震点近傍において,0.3sec並びに0.9sec付近に双曲線の頂点をもつ強振幅の反射波が存在する。

さらに,Loc.140〜250付近の区間の2秒付近には,基盤面からと推定される反射波が見られる。その反射波の南側延長には,見掛け速度約5900m/sの屈折初動が観測された。Loc.150〜240付近の区間では,その上部層からと推定される屈折初動(見掛け速度約4300m/s)が見られる。