本年度の文献調査については,昨年度調査以降に公表された地質文献・資料などの調査・整理を行った。微動アレー探査は,昨年度調査結果をもとに必要と考えられる測定点を9地点選定して行い,地震基盤などの情報を得た。
また,新たに反射法地震探査17km,屈折法地震探査30km及び反射測線上における重力補足測定を行い,地震基盤及びそれを覆う堆積層の分布形状と深度を推定した。
以上の調査結果に昨年度の結果も合わせて総合的に検討し,3次元地下構造モデル(第2次)を作成した。さらに,それを用いて1次元地震動シミュレーションを行い,作成したモデルの妥当性を検討した。
なお,本業務の実施に際しては,調査計画の立案,調査結果の検討などに関して学識経験者により構成される石狩平野北部地下構造調査委員会を組織し,調査業務を遂行するための指針と技術的助言を得た。
※本業務は文部科学省の平成14年度地震関係基礎調査交付金を受けて実施した「石狩平野北部地下構造調査」の成果を取りまとめたものである。
石狩平野北部地下構造調査委員会名簿
委員長 笠原 稔 北海道大学大学院理学研究科 教授
副委員長 笹谷 努 北海道大学大学院理学研究科 助教授
鏡味 洋史 北海道大学大学院工学研究科 教授
岡田 成幸 北海道大学大学院工学研究科 助教授
岡 孝雄 北海道立地質研究所 主任研究員