(3)堺築港東西測線

基盤岩上面は陸側(東)から海側(西)にかけてゆるやかに傾斜する構造となっており、その深度は東端で約1400m、西端で約1500mと推定される。また、測線の東端付近には、堆積層が盛り上がる構造が見られる。この構造は、上述の大阪湾岸第1・第2測線におけるCMP1150付近に見られる構造に対応するものであるが、基盤岩上面の変形は明瞭でない。

図5−2−3 堺築港東西測線地質解釈断面図