さらに、先の図4−24に示した速度解析の結果である重合速度を区間速度へ変換し、さらにスムージング処理を施した速度モデルを用いて、マイグレーション処理後の時間断面を深度断面に変換した。作成した深度断面図を図4−28−1、図4−28−2、図4−28−3に示す。また、深度断面について、断面の各トレースの振幅をその大きさに応じたカラーで表示した相対振幅表示深度断面図を図4−29−1、図4−29−2、図4−29−3に示す。この図は、先の図4−28−1、図4−28−2、図4−28−3(バリアブルエリア表示)と比較し、負の値の振幅や振幅の微妙な変化が容易に認識可能で、細部の構造の判読が可能となる。
なお、顕著な反射面についての地質学的解釈及び基盤岩形状などに関する検討は、[5.総合解析]にまとめて示す。
図4−26−1 重合後時間断面図(八尾測線)
図4−26−2 重合後時間断面図(大阪湾岸第1測線)
図4−26−3 重合後時間断面図(堺築港東西測線
図4−27−1 マイグレーション後時間断面図(八尾測線)
図4−27−2 マイグレーション後時間断面図(大阪湾岸第1測線)
図4−27−3 マイグレーション後時間断面図(堺築港東西測線)
図4−28−1 深度断面図(八尾測線、縦横比2:1)
図4−28−2 深度断面図(大阪湾岸第1測線、縦横比4:1)
図4−28−3 深度断面図(堺築港東西測線、縦横比2:1)
図4−29−1 相対振幅表示深度断面図(八尾測線、縦横比2:1)
図4−29−2 相対振幅表示深度断面図(大阪湾岸第1測線、縦横比4:1)
図4−29−3 相対振幅表示深度断面図(堺築港東西測線、縦横比2:1)