(2)3次元地盤モデルの検証
地下構造調査結果の活用方策のひとつとして、3次元モデルによる強震動予測を行い、大阪府における地域防災計画の修正に対する検討資料とすることが考えられる。そこで、3次元モデルの作成に際しては、既存モデルに対する検討を行い、当調査結果を反映させたモデルにする必要がある。とくに、今後において検討を加える既存モデルとしては、産業技術総合研究所が実施した「断層による不連続構造を考慮した大阪堆積盆地の3次元地盤構造モデル:堀川ほか(活断層・古地震研究報告第3号2003年P225−259)」が挙げられる。