5−1−2 高槻測線

測線の東部には枚方撓曲に対応する2本の断層が推定される。基盤岩上面における落差の総量は約500mと推定される。中川ほか(1994)及び枚方測線における探査結果より、断層は北北東−南南西の方向性をもって高槻市域まで延びていることが確認された。また、断層下盤側の基盤岩深度は約900mと推定され、枚方測線とほぼ同じ深度となり、既存の重力探査結果と整合する結果である。