4−2−6 データ処理及び解析
収録記録のデータ処理及び解析は、一般に多用される共通中間点(Common Midpoint; CMP)重合法によりSN比(シグナルとノイズの比)を高めた時間断面を作成した。次に、速度解析結果等に基づき、マイグレーション処理を施し、時間断面中の反射面を正しい位置に戻した。さらに、深度変換により、時間断面を深度断面に変換した。なお、データ処理及び解析は弊社でコーディングしたプログラムを用いて行った。標準的なデータ処理のフローを図4−12に示すと共に、以下に主な処理の概要を記す。
図4−12 標準データ処理フロー