SK87−1測線の主な探査仕様は次のとおりである。他の反射法地震探査測線と異なり、震源は油圧インパクターを使用している。
震源 :油圧インパクター
探鉱機 :GUS−1000
発震点間隔 :50m
受振点間隔 :12.5m
チャンネル数 :96チャンネル
重合数 :12重合(標準)
スタック数 :10回/点
受振器配列 :2m×9個直列配列
展開法 :スプリットスプレッド
記録長 :2sec
SK87−1測線のデータ処理については、後述するH15−B測線のデータ処理方法と基本的に同じであるため、ここでは省略する。SK87−1測線の重合時間断面、マイグレーション後時間断面およびマイグレーション後時間断面を深度に変換した深度断面をそれぞれ図3−1−3−4、図3−1−3−5および図3−1−3−6に示す。