(1)H10測線

H10測線の反射法地震探査測定仕様を以下に示す。

測線長 :6.025km

平均重合数 :33

<発震系>

震源(バイブレータ) :Y−2400(1台)

発震点間隔 :100m(標準)

スイープ回数/VP :10回(標準)

スイープ長 :20sec

スイープ周波数 :8〜70Hz

位相制御方式 :Ground Force Phase Lock

ドライブレベル :90%

総発震点数 :51

<受振系>

受振点間隔 :25m

受振器 :UM−2(f0=10Hz)

受振器数/受振点 :9個(3 series × 3 parallel)

受振器配列 :2.8m × 9個(直列配列)

総受振点数 :242

<記録系>

探鉱機型式 :G・DAPS−4デジタルテレメトリ

チャンネル数 :242チャンネル

展開法 :固定展開

録音記録長 :8秒(垂直重合、クロスコリレーション後)

サンプリング間隔 :2msec

フィルター :Low Cut: Out, High Cut: Out

ノッチフィルター :Out

プリアンプゲイン :24dB

H10測線は、H10測線のCDP番号390の地点でH14−A測線と交差しており、H10測線の両端には、若干離れているが、東側にサンピア仙台Br、西側に仙台Brが掘削されている。また、H10測線西側には、H7測線1がある(図2−4−1参照)。

H10測線の重合時間断面、マイグレーション後時間断面およびマイグレーション後断面を深度に変換した深度断面をそれぞれ図3−1−3−1図3−1−3−2および図3−1−3−3に示す。