3−2 各種探査手法の結果と比較

本調査において、これまでに以下の解析成果等が得られている。

表6

これらの結果に対して、他の手法による結果および既存資料と併せながら、判明した結果を以下にまとめる。

Line−1

白子―野間断層の南北両側での重力傾向の変化および、微動アレイ探査から得られたS波速度層構造の変化との対応の解明、白子−野間断層の西方への延長の可能性など、伊勢湾岸地域における活構造の把握のため鈴鹿市から河芸町を経て津市に至る約12kmの測線においてP波反射法地震探査および屈折法地震探査を実施した。