3−1−4 ボーリング資料

平成14年度の調査においては、伊勢平野を中心に以下の既存ボーリング資料を収集した(三重県,2003)。

・ 伊勢平野内の温泉を主体とする大深度ボーリング資料29孔

・ 深井戸資料台帳 376孔

・ 津市地盤調査資料 382孔

・ 鈴鹿市井戸資料 511孔

・ 木曽岬町井戸資料 41孔

・ 四日市市井戸資料 2孔

・ 亀山市井戸資料孔

・ 多度町井戸資料孔

・ 三重県ボーリングデータベース 1415孔

・ 防災科学技術研究所KIK−NET地震観測孔 7孔

・ 防災科学技術研究所K−NET地震観測孔 8孔

今年度はこれらに加えて各市町村の協力を得て、PS検層結果を含む合計11本のボーリングデータを入手した(図3−1−3−1図3−1−3−2図3−1−3−3図3−1−3−4図3−1−3−5図3−1−3−6図3−1−3−7図3−1−3−8図3−1−3−9図3−1−3−10)。

以上のボーリングにおいて、基盤岩と思われる岩盤(硬岩、花崗岩、岩盤などの記載表現を含む)が確認されたのは20孔程度であり、そのすべてが、布引山地と鈴鹿山脈側の山地部または松阪市内から南側に集中しており、平野中央部においては基盤岩の確認事例が見当たらない。