(1)既存重力データ

現在までに、愛知県を中心として地下構造調査が進められており、本調査では、県境や調査対象範囲の境界部において、それらの調査結果との整合性を確保するために、以下の範囲における重力データの収集を行い、解析を行った。

東経:136度10分−137度50分

(西は鈴鹿山脈の西方から,東は天竜川河口付近まで)

北緯:34度25分−36度00分

(南は鳥羽市付近から,北は福井県大野市付近まで)

図3−3−8に仮定密度を2.5g/ccとした場合のブーゲー異常図を示し、2km間隔の格子データを作成した。

図3−3−8 ブーゲー異常図(仮定密度2.5g/cc)