現状において、中新統の分布深度や性状を特定できるデータが少ない。基盤深度が浅くなるにつれて中新統の層厚も相対的に薄くなることが想定されるが、深井戸の資料からは、地質区分が困難なことが多く、今後さらに調査ボーリングデータや温泉ボーリング資料の収集分析の継続が必要と考えられる。