5−3−4 3次元物性値モデル

本年度におけるKD−0孔を利用した検層結果より,地盤の物性値に関する新たな情報が得られた。そのため,物性値モデルの修正に際しては,平成12年度に実施した方法を用いて再検討を行った。図5−7に物性値断面モデル例を示す。

なお,Q値についてはとくに決定できる調査結果がないため,S波速度の1/15を目安として周波数に依存しない一定のQ値とした。