A時間ステップ:時間ステップは最も速い弾性波速度とΔt<0.495h/Vmaxの安定条件から格子間隔hを100m、Vmaxを5250m/sとして0.005秒とした。
B震源時間関数:震源時間関数には、
f(t)=sin(π×t/T)−sin(3×π×t/T)/3 (10)
で示されるBell型関数を震源関数とした。ここで、Tは中心周期を示す。なお、この関数には物理量がないが、地震入力に対する盆地の応答を評価する上でモーメントは特に重要ではないことから、この計算では地震モーメントを与えていない。