4−3−4 3次元物性値モデル
本年度におけるおもな調査内容は反射法地震探査であり、地盤の物性値に関する新たな情報は得られていない。そのため、地質構造モデルをもとに物性値を推定する手法に関しては、平成12年度に実施した検討と同様の方法で行った。しかし、物性値モデルは地質構造(地質年代)モデルの修正に連動する。図4−7−1、図4−7−2、図4−7−3、図4−7−4、図4−7−5、図4−7−6に物性値断面モデル例を示す。なお,Q値については特に決定できる調査結果がないため,S波速度の1/15を目安として周波数に依存しない一定のQ値とした。