3−1 探査概要
屈折法地震探査は、地層境界を伝わる屈折波を利用して、各地層の弾性波速度および深度を求める手法である。反射法地震探査では堆積層内における情報は精度良く得られるが、基盤岩におけるP波速度を求めることは困難である。このため基盤岩のP波速度を求めることを目的として、本年度は五条第2測線と外環状測線の2測線において反射法探査と並行して実施した。