相対振幅強度とは、断面の各トレースの振幅をその大きさに応じた色で表示したものである。通常の表示では、大きい振幅は隣のトレ−スの上に描かれるため細部が不明瞭となるが、この表示では細部が明瞭となり、また負の振幅も情報として得られる。なお、この相対振幅強度表示深度断面図は、波形の位相デ−タのうち零位相に近い部分を黒線で示し、上記の相対振幅強度と併せて表示している。
作成した各測線の断面図を以下のようにまとめて示す。
図2−22−1、図2−22−2、図2−22−3、図2−22−4 重合後時間断面図
図2−23−1、図2−23−2、図2−23−3、図2−23−4 マイグレーション後時間断面図
図2−24−1、図2−24−2、図2−24−3、図2−24−4 深度断面図(縦横比 4:1)
図2−25−1、図2−25−2、図2−25−3、図2−25−4 相対振幅強度+零位相表示深度断面図(縦横比 1:1)
図2−26−1、図2−26−2、図2−26−3、図2−26−4 相対振幅強度深度断面図+地質解釈図(縦横比 3:1)
反射法地震探査により、把握された各測線における地質構造を以下にまとめる。
なお、五条測線は、平成12年度に実施した五条通り東部の探査結果と併せて考察する。