2−5 探査結果

探査結果は通常の表示方法の他に、深度断面図の相対振幅強度をカラーで表示した断面を作成した。

相対振幅強度とは、断面の各トレースの振幅をその大きさに応じた色で表示したものである。通常の表示では、大きい振幅は隣のトレ−スの上に描かれるため細部が不明瞭となるが、この表示では細部が明瞭となり、また負の振幅も情報として得られる。なお、この相対振幅強度表示深度断面図は、波形の位相デ−タのうち零位相に近い部分を黒線で示し、上記の相対振幅強度と併せて表示している。

作成した各測線の断面図を以下のようにまとめて示す。

図2−22−1図2−22−2図2−22−3図2−22−4 重合後時間断面図

図2−23−1図2−23−2図2−23−3図2−23−4 マイグレーション後時間断面図

図2−24−1図2−24−2図2−24−3図2−24−4 深度断面図(縦横比 4:1)

図2−25−1図2−25−2図2−25−3図2−25−4 相対振幅強度+零位相表示深度断面図(縦横比 1:1)

図2−26−1図2−26−2図2−26−3図2−26−4 相対振幅強度深度断面図+地質解釈図(縦横比 3:1)

反射法地震探査により、把握された各測線における地質構造を以下にまとめる。

なお、五条測線は、平成12年度に実施した五条通り東部の探査結果と併せて考察する。