@基 本 処 理
a.初期編集‥‥‥デ−タ整理・CMP編集
b.波形処理‥‥‥プレフィルタ−・位相振幅補償・デコンボリュ−ション
c.靜補正 ‥‥‥表層靜補正・標高補正・残留靜補正
d.速度解析‥‥‥重合速度の推定
e.重 合
これらは時間断面の作成を目的とする処理である。
A解釈のための処理
a.マイグレ−ション‥‥地層の傾斜・回折による見かけの断面を補正する。
b.深度変換‥‥‥‥‥‥時間断面を深度断面に変換する。
これらは,時間軸上で与えられた見かけ上の記録から,真の地質構造を推定するための処理である。この処理においては,与えた速度分布により結果が大きく異なることがあり,出来る限り正確な速度分布を与える必要がある。この処理過程では,処理を行う技術者の地質解釈が,ある程度結果に反映する。
デ−タ処理のブロックダイアグラムを図2−13に,各測線の処理手順および処理諸元を表2−1、表2−2、表2−3、表2−4に示す。