観測車には、これらのRSUを管理するコントロール部があり、地震計の接続状態・アンプボックスの状態・バッテリーの残量などがリアルタイムで監視できるほか、収録したデータに波形処理をして記録の質を検討できるモニター機能も持っている。
この装置の特徴および諸元は次の通りである。
・テレメトリー型のため、1本のケーブルで多チャンネルの収録が可能である。
2032 ch / line × 1024 line と、ほぼ無限のチャンネル数の収録が可能である。
・24 bit デルタ−シグマ型のA / D 変換器を使用しており、ワイドレンジである。
データ収録計算機能、テストデータ処理機能をもつ。
・収録データ長 :最大16000データ/ch
サンプリング間隔 :0.5 , 1.0 , 2.0 , 4.0 msec
データ書式 :SEGY FORMAT
周波数特性 :DC〜822 Hz
分解能 :120 db
・プリアンプゲイン :0 , 12 , 24 db