8−1−2 ボーリング調査結果
掘削深度350mのボーリング調査[KD−2]より,おもに段丘堆積層と大阪層群からなる堆積層と,丹波層群よりなる基盤岩の地質構成を確認した。反射法探査結果とコア試料の地質分析より,大阪層群に属する3枚の海成粘土層(Ma9,Ma6,Ma5)が対比され,掘削地点における地層の形成年代や堆積環境が推定された。