発震点間隔は10mとし,大型バイブレーター(震源車)を所定の発震点位置に設置して所望の回数だけ発震を行った。受震点で観測された波形データは,アンプボックス,ケーブルを介して観測車内の探鉱機に収録した。また同時に波形データをモニター出力させてその品質を判定し,良好でない場合は再計測を行った。1発震点における観測(発震〜データ収録)終了後,震源車を次の発震点位置に移動させ,順次観測を行った。
なお,1発震点に対する受震区間は,特殊な場合を除き震源車の前方2.0 km区間とし,観測が終了した後方の受震機材は順次撤収し,測線の前方に移動・設置した。
図2−9 測定状況模式図