8−1−3 断層構造
反射法探査結果より桃山断層と樫原断層の性状をおおむね把握することができた。これらのうち樫原断層は、西側に傾斜する断層面をもつ逆断層であると推定され、断層上盤側の堆積層は大きく変形している可能性があると考えられる。また、桃山断層は東西測線の東端に位置するため、その詳細な構造は明確でないが、反射記録より、表層部における堆積層の変形は大きいと考えられる。