(2)解析条件

@ GAの探索範囲の設定:GAの探索範囲は表7−8に示す。京都盆地については既存の速度構造情報が少ないので、GAのモデル探索範囲を広く設定した。

A 解析諸元:解析諸元は表7−9に示す。SPAC法による分析結果(図7−14)で分かるように、周波数0.6Hz以下において、等価半径ごとの位相速度のばらつきが大きくなり、位相速度の精度も低くなると考えられる。そこで、位相速度の信頼できる周波数範囲を0.2Hz、0.4Hz、0.5Hz及び0.6Hzまでに設定し、速度構造解析を行った。