地下構造が水平2層でオフセットがXのとき、第1層下端から反射して受震点に到達する波の走時は、
式1
となる。ここで、
式2
図2−15 NMO補正における波線の考え方
多層構造の地層の場合も、オフセットXに比べ反射面深度が十分に大きければ、
式3
と近似できる。ここでVRはRMS速度と呼ばれるもので
式4
と定義される。