@基 本 処 理
A.初期編集‥‥‥デ−タ整理・CMP編集。
B.靜補正 ‥‥‥表層靜補正・標高補正・残留靜補正。
C.波形処理‥‥‥プレフィルタ−・位相振幅補償・デコンボリュ−ション。
D.速度解析‥‥‥重合のための速度を求める。
E.重 合
これらは時間断面の作成を目的とする処理である。この過程では、記録の質が良好な限り、余り人為的な処理操作は含まれない。
A解釈のための処理
A.マイグレ−ション‥‥地層の傾斜・回折による見かけの断面を補正する。
B.深度変換‥‥‥‥‥‥時間断面を深度断面に変換する。
これらは、時間軸上で与えられた見かけ上の記録から、真の地質構造を推定するための処理である。この処理においては、与えた速度分布により結果が大きく異なることがあり、出来るだけ正確な速度分布を与える必要がある。
デ−タ処理の手順および処理諸元を前掲の表2−2に、またデ−タ処理のブロックダイアグラムを図2−12に示す。
図2−12 データ処理のブロックダイアグラム